東急東横線菊名駅近くの親子向けコンピューター・プログラミング教室「ビスケット塾」(横浜市港北区篠原北1、TEL 045-642-7150)は3月から、未就学児童向けのプログラミング1日体験「ビスケット塾プレスクールワークショップ」の定期開催を始める。
NTTコミュニケーション科学基礎研究所で開発された国産のビジュアルプログラミング言語「ビスケット」を利用してプログラムを学ぶ同塾。タブレット端末などで動く同言語は、絵を使って直感的にプログラムを組み立てることができる。
普段は小学生以上の子どもを対象にしてきたが、昨年は試験的に未就学児童のいる親子向けのワークショップを実施。参加者から好評だったため、今後は月1回のペースで本格的に未就学児童向けのプログラムを展開する。参加対象は4歳以上の未就学児童のいる親子。
段階的に難しくなるカリキュラムではなく、タブレット端末で絵を描き・動かすという造形教室のようなワークショップ。既存のソフトウエアをそのまま使うのではなく、そのソフトウエアの問題点などに気づき、作り手の視点で考えられるようになることを目指す。
同塾を運営するNPO法人デジタルポケットの渡辺勇士さんは「この1年でタブレットやスマートフォンが普及し、子どもたちがそのようなデバイスに触れる機会が多くなった。この状況下では、使うだけのアプリではなく、自分でプログラムをするという体験を先にすることは非常に重要だと考える」と話す。
参加費は親子一組2,000円。第1回の開催は3月15日(13時~14時30分)。第2回は4月13日(13時~14時30分)。要予約(第2回の予約は3月1日から開始)。