障害者と地域をつなぐコミュニティーカフェ「マローンおばさんの部屋」(横浜市都筑区仲町台)で7月11日、ソーシャルビジネスフィールドワークが開催される。
社会的課題にビジネスとして取り組んでいる事業者の現場見学を行う同フィールドワーク。横浜市経済局がソーシャルビジネス普及事業の一環として開催しているもので、今回で5回目を迎える。
「障がい者福祉×シニア社会対応」が今回のテーマ。同施設では精神障害者や高齢者など社会的に弱い立場の方々の生活支援や雇用促進、生きがいづくりに取り組んでいる。運営はNPO法人「五つのパン」。
当日は同施設の見学のほか、同NPO法人が運営するものづくりのためのコミュニティースペース「いのちの木」の見学も予定。代表の岩永敏朗さんに同施設の取り組みなどを聞く。
岩永さんは「弱さを隠さず、それを絆にして、希望を持って生きられる社会の実現を目指している。障害者や高齢者とともに、まちづくりをしたいと考えている人に出会える機会になれば」と話すほか、「若い人がわれわれの活動に興味を持ってくれたら嬉しい」とも。
開催時間は14時~16時。参加費は無料(資料代500円)。申し込みは「ソーシャル・ポート・ヨコハマ」のウェブサイトから。