港北公会堂(横浜市港北区大豆戸町)で3月18日、港北区内で撮影された記録映像を公開する「港北ふるさと映画祭」が開催される。
港北区内で活動する2つの映像制作グループ、「港北ふるさとテレビ局」と「ワークショップ.ピリオド」が中心となり企画した同映画祭。港北周辺で撮影された記録映像を中心に上映し、地域の歴史や「ふるさと」を再発見する。
4回目を迎える今年は、新横浜駅近くにあった篠原城をテーマにした「よみがえる篠原城」(ワークショップ.ピリオド制作)の最新作や、昭和初期の横浜の映像を紹介する「横濱を旅する・・・昭和のはじめ」(歴史探訪社制作)など5作品以上を上映。昨年上映され好評だった鶴見川に舟運(しゅううん)を復活させるプロジェクトを追った「ふるさとの川に和船を」(港北ふるさとテレビ局制作)の再上映や、日本映画学校の卒業制作作品「おってんくらんし」(大西栄理子監督)の特別上映も予定する。
港北ふるさとテレビ局代表の伊藤幸晴さんは「港北の中心を流れる鶴見川にかつてあった和船。その復活プロジェクトのドキュメンタリーを再上映する。そのほかにもここでしか見ることのできない地域の映画ばかりなので、この機会にぜひお越しいただけたら」と話す。
開催時間は12時~16時30分。入場無料。