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「大倉山ドキュメンタリー映画祭」-大倉山記念館で今年も開催へ

東洋と西洋の文化が融合した独特の様式美をもつ大倉山記念館

東洋と西洋の文化が融合した独特の様式美をもつ大倉山記念館

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 大倉山記念館(横浜市港北区大倉山2、TEL 045-544-1881)で2月5日・6日、「第4回大倉山ドキュメンタリー映画祭」が開催される。

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 同館は大倉精神文化研究所から横浜市が寄贈された建物。古代ギリシャ以前の「プレへニック様式」という世界的にも希少な建築様式を用いた建物は1991年には横浜市指定有形文化財に指定された。東洋と西洋の文化が融合した独特の様式美をもつ同館は映画やテレビのロケなどでも数多く活用されている。

 同映画祭は、この独特の空間で普段見られることの少ない自主制作のドキュメンタリー映画を上映することで、近隣在住者らに同館に親しんでもらうことを目的に企画された。

 今年のテーマは「出逢い」で、88歳のひとり暮らしの女性の日常を追った「枇杷(ビワ)の実待ち」(監督・撮影=三浦淳子さん)や40年間小児がん治療の最前線に立ち続けた医師を撮影した「大丈夫。-小児科医 細谷亮太のコトバ-」(監督=伊勢真一さん)などのヒューマンドキュメンタリー6作品を上映。各作品上映後には監督のトークや別会場に設けたカフェでの座談会も予定する。

 同館の里見有祐さんは「今年で4回目を迎える本映画祭では、人と人との『出逢い』を見つめることで今を描き、これからを展望する6つの物語をプログラムした。1932(昭和7)年に建てられてからこれまで、地域の皆さまから支持いただいている記念館で、皆さまとともに映画祭を育んでいきたい」と話す。

 両日3作品ずつ上映。上映10時30分~。料金は、一般=1,500円、高校生以下・シニア・障害者=1,000円(2作品目以降1作品=1,000円)。予約制。

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