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横浜ビー・コルセアーズ24節は黒星スタート 「神奈川ダービー」ゲーム1は川崎が制す

ゴールを揺らし続けて活躍した横浜ビー・コルセアーズの森川正明選手(#9)。撮影=斉藤豊(神奈川県バスケットボール協会)

ゴールを揺らし続けて活躍した横浜ビー・コルセアーズの森川正明選手(#9)。撮影=斉藤豊(神奈川県バスケットボール協会)

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 Bリーグ・横浜ビー・コルセアーズは2月27日、川崎ブレイブサンダースをホームの横浜国際プール(横浜市都筑区北山田7)に迎えて、今季2戦目の「神奈川ダービー」を行い、横浜65-92川崎 で24節は黒星スタートになった。

今節で大学に戻る横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝選手(#0)にマッチアップする川崎ブレイブサンダースの米須玲音選手(#3)

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 昨季、「神奈川ダービー」19連敗中の横浜が2020年1月22日にトッケイセキュリティ平塚総合体育館で行われたゲームで、横浜86-84川崎 と初勝利。今季に入り同年12月9日のゲームでは勝利は逃すも 川崎78-77横浜 と1点差で激闘のゲームを展開してきた。

 この日横浜は、bjリーグを含めてクラブ創設10年の節目。併せて、河村勇輝(#0)が27日・28日の24節で活動期間が終了となることもあり、勝利をつかみ取る意欲にあふれていた。「黒船で航海する海賊」をイメージして、黒のユニフォームに身を包んで県内の宿敵・川崎に挑んだ。

 ゲームは、川崎の藤井祐眞選手(#0)のシュートで始まれば、横浜も森川正明選手(#9)が加点するなど互角のスタート。辻直人(#14)やジョーダン・ヒース(#35)の両選手が活躍して流れは川崎。横浜14-19川崎 の5点差で第1Q(クォーター)を終えた。

 第2Qでも流れは変わらず、リバウンドからのセカンドチャンスを確実に得点に結びつけていく川崎に対して、横浜はリバウンドが得点に結びつかず点差を広げられて苦しいクォーターになり、横浜32-43川崎 で前半を折り返した。

 後半・第3Qで川崎のディフェンスが強化され横浜の攻撃を抑える中、森川選手、パトリック・アウダ選手(#1)がゴールを決めるも点差は 横浜44-66川崎 と広がる苦しい展開で最終Qへ流れ込んだ。

 第4Qでも、川崎は攻撃の手を緩めず、増田啓介選手(#11)、熊谷尚也選手(#27)が加点。横浜もロバート・カーター選手(#4)、森川選手などがゴールを揺らすも川崎をキャッチアップできず 横浜65-92川崎 でゲーム1を終えた。ゲーム2(今季の神奈川ダービー第3戦)は、28日14時にティップオフする。

 カイル・ミリング ヘッドコーチは、バイウィーク(ゲームのない週)の中で負傷者が続出したことでゲームの準備がうまくできなかったこと、オープンショットのシュートが決まらなかったこと、悪いターンオーバーが続き相手に自信を持ってプレーをさせてしまったことが敗因と総括。「(ゲーム2)は、今日の後半にできたパフォーマンスを前半からできるようにしていく」と勝利への意欲を見せた。

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