大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西2)内の「都筑民家園(TEL 045-594-1723)」で2月22日から、明治から平成までのひな人形とつるし飾りを飾る「ひな祭りウィーク」が始まる。
有志が所有している明治・大正・昭和のひな人形を毎年3月3日のひな祭りに合わせて飾っている同園。期間中は古民家内に歴史のあるひな人形を飾り、その周りを「つるし飾り」で彩る。
「つるし飾り」は江戸時代頃から始まったとされる天井から縁起物をつるす飾り。縁起物は子どもの健やかな成長を願い、端切れを使って手作りする。同園では桃やハマグリ、フクロウなど30種類以上の縁起物を毎年有志が作りためており、その数は8000個以上にもなる。
会場には、明治から平成までのひな人形も展示。これらは同園有志の家で保管されていたもので、なかには京びなの老舗丸平大木人形の明治期のひな人形など、貴重な展示もある。
開催時間は10時~16時30分。入場無料。展示は3月5日まで(2月27日は休館)。2月26日には煎茶カフェも予定。