子どもが「仮想の村」をつくる センター北の遺跡と古民家で大人口出し禁止イベント

イベント準備の様子。約40人の子どもがアイデアを出し合った

イベント準備の様子。約40人の子どもがアイデアを出し合った

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 大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西)と「都筑民家園」で10月2日、子どもたちだけで「仮想の村」をつくるイベント「こどもがつくる昔の村 ミニ都筑」が開催される。運営はNPO法人ミニシティ・プラス(TEL 045-306-9004)。

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 「大人口出し禁止」を原則とし、選挙権のない19歳以下の子どもたちが集まり、就労や政治、都市計画など社会の仕組みを遊びながら学ぶことができる「ミニヨコ」。毎年3月にハウスクエア横浜(都筑区中川1)で開催されているが、今回はそのメンバーが集まり、子どもたちだけで1日だけ「村」づくりを行う。

 大塚・歳勝土遺跡は弥生時代中期の遺跡で、現在は国指定の史跡となり、近隣の横浜市歴史博物館(都筑区中川中央1)とともに公園として一体的に整備されている。園内にある都筑民家園は江戸時代の民家を移築した古民家で、年間を通して、ボランティアによる日本古来からの風習にちなんだイベントなどを展開してきた。

 今回は同公園を舞台に、子どもたちが遺跡や古民家にあわせた「村の仕事」を企画。紙芝居や飛脚、お茶所、紙芝居、寺子屋、猟師など、約40人の子どもたちが事前に準備した。当日村内では独自通貨が発行され、来場する子どもはこれらの村の仕事を体験し、お金を得ることができる。得たお金は、村のなかの食事やアトラクションに使用する。

 開催時間は9時~16時。受付は横浜市歴史博物館入り口。村で仕事ができるのは19歳以下の子ども(1人で行動ができる子ども)。参加費300円。村のアトラクションなどは誰でも参加可能。

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