横浜市都筑消防団が「震災対策総合訓練」公開 近隣への理解も求める

6月14日に行われた予行演習の様子

6月14日に行われた予行演習の様子

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 山田富士公園(横浜市都筑区北山田1)で7月5日、横浜市都筑消防団第四分団による震災対策総合訓練が行われる。

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 普段はそれぞれ仕事を持ちながら、災害発生時には出動し地域の安全を守る消防団。横浜市都筑消防団第四分団では現在約80人(うち女性8人)が活動している。

 阪神淡路大震災を機に「小型ポンプ操法訓練会」を毎年行ってきた同消防団。今回行われる「震災対策訓練会」は、東日本大震災をきっかけに、防災意識向上と、各設備や資機材をさらに実践に活かせるようにと2年前に内山武一(たけかず)分団長が発案したもの。隔年で行い今年は2回目の開催となる。

 同訓練では、倒壊した模擬家屋内からチェーンソー・油圧ジャッキなどを使用して、人に見立てた人形を救助し、AEDや人工呼吸による心肺蘇生を実施。そのほか放水・消火訓練なども行う。当日は各団員がマイクを付けてスピーカーで流し、団員同士の連携も伝える。

 内山分団長は「地元の安心・安全は地元で守る。その中の役割として消防団が存在する。現場では消防団がリーダーとなって活動するが、地域一丸となって地域を守れるよう、市民のみなさんにも協力をしてほしい。消防団の活動を知って理解を深めていただくためにもぜひこの訓練を見に来てほしい」と話す。

 開始時間は10時。雨天決行・荒天の場合は12日に延期。

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