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菊名「れすとらんさいとう」のシェフが親子食育企画-食の大切さ伝え6年

男の子の参加も多く、真剣な様子で料理に挑戦した

男の子の参加も多く、真剣な様子で料理に挑戦した

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 横浜市営地下鉄センター北駅近くのJA横浜クッキングサロンハマっ子(横浜市都筑区中川中央1、TEL 045-912-3711)で8月6日~8日、横浜産の食材を使用した料理教室「野菜ってスゴイね!れすとらんさいとうの夏休み親子でクッキング」が開催された。

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 講師を務めたのは、地元の食材を使ったフレンチを提供している「れすとらんさいとう」(港北区菊名6、TEL 045-434-1761)の斎藤良治シェフ。子どもたちに食の大切さを伝えたいという思いから、毎年夏休みに料理教室を開催してきた。今年で6年目を迎え、これまで参加した親子は延べ約150組に上る。

 今回のイベントでは、小学生から中学生までの親子連れと、野菜生産者が参加。生産者から採れたての野菜が提供され「はまぽーくと横浜野菜のピラフ丼 醤油バルサミコ胡麻油マヨネーズ添え」に挑戦した。参加した小学生からは「包丁や火は少し怖かったけれど楽しかった。お母さんがいつもおいしく料理を作ってくれていることに気が付いた。家でも作りたい」という声もあがった。

 斎藤シェフは「地産地消の本来の姿は、生産者と料理人の思いがこもった料理を味わい、その消費者の思いがまた作った人へと伝わる『思いの輪』なのかもしれない。小学生のなかには、食材である野菜や魚の形を知らない子どももいるという。食を自分自身で知り、考えることは、前向きに生きることへもつながる。今後も自分のできることで食の大切さを伝えていきたい」と話す。

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