荏田南近隣センター商店街(横浜市都筑区荏田南5)で5月25日、えだきん朝市が開催される。
港北ニュータウンのなかにある同商店街だが、駅から離れた立地と駅近くに大型ショッピングモールが並ぶ影響から客足が遠のいていた。近年はそうした商店街の魅力を再発信しようと、さまざまな企画を始めている。
同朝市は、商店街ならではの「あたたかさ」を近隣にアピールすることを目的に企画されたもの。神奈川県内で朝市のコーディネートを展開している「眼力舎」の協力の下、昨年初開催され、以降は季節ごとに開催されてきた。毎回2000人近くの集客があるという。
当日は商店街内の店舗のほか外部の商店など、合わせて20店舗以上が出店。回を重ねるごとに出店内容も変わってきており、今回は商店街に無い物品を扱う店舗や子ども向けワークショップを行う店舗も増え、普段の商店街利用客も楽しめる内容となっている。同時に定期開催している屋台村イベントも実施。朝市終了後も商店街を楽しむことができる。
主催する荏田南近隣センター商店会の真庭明弘会長は「朝市も屋台村も回を重ねるごとに定着してきた。商店街が厳しい時代になってきたが、これからも続けていく。このイベントを機会に普段から商店街へ足を運んでいただけたら」と話す。
開催時間は10時~14時(屋台村は18時まで)。