川崎市は皆様のごみ減量に対する理解と行動により、ごみ排出量の少なさ※で令和５年度において、４年振りに政令指定都市1位を達成しました！（※環境省調査）
　本日5月30日は、「ご（5）、み（3）、ゼロ（0）」の日であることにちなみまして、臨海部にリサイクル事業者が集積し、プラスチック資源循環のポテンシャルが高い“川崎だから”できる取組として、「かわさきプラスチック循環プロジェクト」について御紹介します。
　また、本日、市内主要駅周辺で実施した「春のポイ捨て禁止・路上喫煙防止キャンペーン」について、今回は天候不良のため規模を縮小しての実施となりましたが、各会場で清掃活動や啓発活動を行いましたので御報告します。

＜川崎市がごみ排出量の少なさで政令指定都市１位を達成！環境先進都市“川崎だから”できる取組を御紹介します。＞

○川崎市のプラスチック資源循環のポテンシャル
　プラスチックは焼却すると二酸化炭素を排出してしまうため、燃やさずリサイクルすることが脱炭素社会の実現のためにも重要です。
　川崎市の臨海部にはプラスチックをリサイクルする事業者が複数社立地していて、各事業者においてリサイクルできる量の合計は国内最大級で、川崎市民が１年間に排出するペットボトルの約７倍、プラスチック資源は約１４倍もリサイクルすることができ、国内プラスチックリサイクル量（約200万ｔ）の１割以上を処理できる施設が集積しています。

※マテリアルリサイクルは、素材のまま再利用するリサイクル手法です。ケミカルリサイクルは、化学的に分解し、再利用するリサイクル手法です。


○「かわさきプラスチック循環プロジェクト（愛称：かわプラ）」
　令和４年度に設立し、現在、２１の事業者が登録しています。かわプラでは、市民、事業者、行政が実施している様々なプラスチック循環の取組や拠点回収などの取組を連携して推進することや、プラスチック循環に関わるあらゆる主体が集まるプラットホームとして取組を企画・展開することを目的に活動しています。



＜具体的な取組例１.＞
　令和６年７月から、味の素、キユーピーと、イトーヨーカドー溝ノ口店に回収ボックスを設置して、使用済みマヨネーズボトルの回収・リサイクル実証実験を実施しています。



＜具体的な取組例２.＞
　令和６年９月から、哺乳器ブランドオーナー６社と連携した取組として、各区役所に回収ボックスを設置して、育児用品業界として初めて協働で哺乳器回収・リサイクルの実証実験を実施しています。



＜取組を紹介するSNSマンガ＞
　こうした“川崎だから”できるプラスチック循環の取組を若い方にも知ってもらうため、SNSマンガを作成して分かりやすく紹介しています。
（https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000139506.html）



　これからも“川崎だから”できる循環型のまちづくりを目指して取り組んでまいりますので、皆様の御協力をお願いいたします。

【春のポイ捨て禁止・路上喫煙防止キャンペーンについて】

　　１ 実施日時　令和７年５月３０日（金）午前８時～９時
　　　　　　　　（新百合ヶ丘駅については午前８時３０分～９時３０分）
　　２ 場　　所　川崎区（JR 川崎駅東口・北口） 　幸区（JR 川崎駅西口）
　　　　　　　　 中原区（東急武蔵小杉駅東口）　　高津区（JR 武蔵溝ノ口駅北・西口）
　　　　　　　　 多摩区（JR 登戸駅）　　　　　　 麻生区（小田急新百合ヶ丘駅）
　　３ 参加人数　９２人（各会場合計）
　　４ 活動の様子

（駅前周辺でのごみ拾い）

（ポケットティッシュの配布による普及啓発）

※天候不良のため市民の方の一般参加は取り止めとし、市職員による実施としました。（宮前区は中止）

問合せ先

【キャンペーン・ポイ捨て防止対策】　　　　【路上喫煙防止対策】
川崎市環境局生活環境部減量推進課　山田　　川崎市市民文化局市民生活部地域安全推進課　山根　　　　
電話　０４４-２００-２５６２　　　　　　電話　０４４-２００-２３５４

【１人１日当たりのごみ排出量】
川崎市環境局生活環境部廃棄物政策担当　石坂
電話　０４４-２００-２５５７