東急沿線のエリアで展開するケーブルテレビ局「イッツ・コミュニケーションズ」(横浜市青葉区市ヶ尾町)は12月1日より、サービスエリア内の共同購入型前売りチケットを販売するウェブサイトと連動した情報番組「ポニッツ-PONiTS」の放送をスタートする。
1日限定・3日限定などの決められた期間内に100枚・300枚などの一定数以上の取引が成立することを条件に、従来の割引サービスでは有り得なかった半額~9割引のサービスを実現するのが特徴の同チケット。あらかじめ決められた成立数に達すればチケットが販売され、到達しなければ取引自体がなかったことになる。
同番組では主要サービスエリアを東急田園都市線沿線エリア、東急東横線・みなとみらい線沿線エリア、渋谷エリアの3つに分け、各エリアの商品やサービスを割引価格で紹介。紹介された商品やサービスは、ソーシャルメディアなどを活用した専用ウェブサイトでチケットとして販売する。
この仕組みを展開していくことで、購入者側は良いサービスを特別価格で受けることができ、サービス提供者側は短期間に東急線沿線を中心とした新規顧客の獲得や、口コミによる認知を拡大し地域経済の活性化を目指す。
同社のメディア・コンテンツ部ポニッツチームの安田美佐さんは「このエリアで生活しているお客さまと、この地域で営業しているお店に、重要で興味の持っていただける内容を放送することで、ほかの放送局にはできない、ローカルならではの深いコミュニケーションが持てる番組」と話す。