新横浜プリンスホテルに5.4メートルの「相模の大だこ」舞う

1階アトリウムに展示されている「三間大だこ」

1階アトリウムに展示されている「三間大だこ」

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 新横浜プリンスホテル(横浜市港北区新横浜3)1階アトリウムで現在、約5.4メートル四方の「三間大だこ」が展示されている。

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 天保年間(1830年頃)から神奈川県相模原市で継承されている「相模の大凧文化保存会」の協力を得て展示されている大だこ。同ホテルが神奈川県内の伝統行事や文化を紹介する企画の一貫で展示された。

 相模原市では指定文化財として登録されている大だこの伝統行事。今回は同ホテルオリジナルの縦横長さ三間(約5.4メートル)の大だこを制作した。

 このサイズの大だこをホテルで展示するのは初の試み。トラックで運ぶことができないため、分解したたこをホテル内で組み立てたあと、高さ約27メートルのアトリウム空間に揚げた。

 同ホテル事業戦略の清野祐一さんは「新年にふさわしい大だこ。成人式も近いので、成人の方をはじめ多くの方にご覧いただけたら」と話す。

 今後も同ホテルでは神奈川県内の文化を紹介する予定。展示は1月30日まで。

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