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気仙沼「かもめ食堂」、新横浜ラーメン博物館に復活開店へ

気仙沼港の誰もが知る、ありし日の「かもめ食堂」

気仙沼港の誰もが知る、ありし日の「かもめ食堂」

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 新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)に2月2日、宮城県気仙沼にあった「かもめ食堂」が復活開店する。

気仙沼ラーメン潮味

 同店は1942(昭和17)年に創業した老舗の食堂。1955(昭和30)年ごろからはラーメンの提供も始め、気仙沼漁港で働く人などに愛されていた。2006年には後継者不在を理由に閉店し、東日本大震災の津波により店舗跡が全壊した。

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 今回は同館が1月から進めている被災地復興プロジェクトの一環で出店。現在の気仙沼港周辺の復旧状況や建築制限などを考えると、すぐに気仙沼に「かもめ食堂」を復活させるのは困難であるため、3年をめどに同館で営業を行う。

 同店を受け継ぐのは、東京・葛西のラーメン店「ちばき屋」店主で日本ラーメン協会理事長でもある千葉憲二さん。気仙沼出身の千葉さんにとって、「店で食べた初めてのラーメン」はかもめ食堂のラーメンだったという。

 メニューは、「気仙沼ラーメン潮味」「気仙沼ラーメンしょうゆ味」(以上800円)、「皮付き・豚のやわらか丼」(550円)など。

 同館広報の中野正博さんは「各地の被災地を訪れて感じたことは、お金や物資も大切だが今被災地の方々に必要なのは希望や生きがいだと感じた。かもめ食堂は誰もが知っている店だからこそ、震災前の平和な気仙沼のシンボルとなる」と話す。

 同館の入場料は、中学生以上=300円、小学生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。営業時間は日によって異なる。