タクシー・ハイヤーサービスを展開する三和交通(横浜市港北区鳥山町)が4月1日、開発を進める次世代ロボット型タクシープロジェクト「新・ロボットタクシー」で宇宙タクシー機開発を行うことを発表した。
同社とグループ企業「サンワ・ロボティクス」、ロケット開発企業スペース・エクスワイズィー・テクノロジーズ(SpaceXYZ)の3社で進めている「新・ロボットタクシー」。2024年秋に解禁予定の宇宙旅行・宇宙輸送サービスに向けて、民間主導による宇宙タクシー機開発に挑戦する。
SpaceXYZが運用する「ロケットタクシー」が宇宙機を製作して、「サンワ・ロボティクス」は過去に開発したロボットタクシーやAI搭載ヒューマノイド乗務員の知能を生かした宇宙機のオペレーションをサポート。三和交通は宇宙ツアーと宇宙輸送サービスの販売を担う。
これは同社のエープリルフール企画。「ロボットタクシー」は2017(平成29)年のエープリルフール企画「タクシーが変形してロボットになった」という内容で、実際にタクシー車両を改造してロボットを製作して社屋に展示した。その後タカラトミーの変形ロボットキャラクター「トランスフォーマー」と正式にコラボして「三和交通プライム」にもなっている。2021年にはメンテナンスのため展示を終了したが、2024年秋には改装を終えて展示を再開する予定。