塗装機器や圧縮機器などを手掛けるアネスト岩田(横浜市港北区新吉田町)がメインスポンサーの「ANEST IWATA Racing with Arnage(アネストイワタレーシングウィズアルナージュ、A.I.R.)」が2月18日、2024年シーズンの「スーパーGT GT300クラス」参戦体制を発表した。
スーパーGTは高性能なGTカーをベースにしたレーシングカーを使う自動車レースのシリーズ戦。同社は昨シーズンから「A.I.R.」のメインスポンサーとして参戦してきた。モータースポーツへの挑戦は、モビリティビジネス進出や異業種とのオープンイノベーション、地域交流、優秀な人材採用につなげるねらいがある。
カーナンバー50の車両は「LEXUS RC F GT3(USC10)」をベースにした「ANEST IWATA Racing RC F GT3」。ブルーとブラックを基調とした車両デザインは、ゲームやドライビングシミュレーターとしても知られる「グランツーリスモ」シリーズを制作するポリフォニー・デジタルが担当した。
ドライバーは昨シーズンに続き、イゴール・大村・フラガさんと古谷悠河さん。監督は松浦佑亮さん、チーフエンジニアは伊藤宗治さんがそれぞれ務める。
今シーズンのスーパーGTは4月から11月まで全8戦を予定する。