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たまプラーザでOMOストアの実証実験 オンラインと実店舗連携

シェアキッチン併設型スペース「grow up commons」に日替わりで店舗が出店する

シェアキッチン併設型スペース「grow up commons」に日替わりで店舗が出店する

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 オンラインと実店舗を連携した「OMOストア」の実証実験が1月19日、東急田園都市線たまプラーザ駅近くのシェアキッチン併設型スペース「grow up commons(グローアップコモンズ)」(横浜市青葉区美しが丘2)で始まった。取り組むのは施設特化型モバイルオーダーシステム「NEW PORT(ニューポート)」を運営するスカイファーム(西区)と同施設を管理する東急(東京都渋谷区)。

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 ベンチャー企業と大企業のオープンイノベーションを支援する神奈川県の「BAK INCUBATION PROGRAM 2023(ビジネスアクセラレーターかながわ インキュベーション プログラム)」に採択されている今回の実証実験。「grow up commons」内のシェアキッチンは飲食店の営業や菓子製造ができるスペースで、実験期間中は日替わりで店舗が出店する。実店舗を利用できるほか、出店店舗の商品は「NEW PORT」を使った、モバイルオーダーやEC注文に対応。オンラインと実店舗の連携による体験価値向上や飲食店と客の交流促進を検証する。

 2月29日までの期間中、テストマーケティングやファン獲得を目的に横浜や東京の飲食関連7店舗が出店。おはぎ、パン、生菓子、日本酒、焼き芋などを販売する。

 スカイファームの大武和生さんは「モバイルオーダーシステム『NEW PORT』で、散歩帰りのテイクアウトやお土産品のお取り寄せなど、より快適に買い物を楽しんでほしい。あらゆる飲食店と来店者による、にぎわいの絶えない空間づくりに貢献したい」と話す。

 営業時間は店舗により異なる。

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