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弾薬庫跡など歴史伝えるガイドブック こどもの国で

園内に残る弾薬庫跡

園内に残る弾薬庫跡

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 旧弾薬庫の歴史などを知ることができる「歴史ガイドブック」の提供を4月1日からこどもの国(横浜市青葉区奈良町)が始めた。

歴史ガイドブック

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 多摩丘陵の約100ヘクタールの敷地に広がるこどもの国。園内の内周道路には、緑色の鉄の扉が残っていて、これは第2次世界大戦中に「旧陸軍田奈弾薬庫補給廠」として使われていた。旧陸軍田奈部隊の管理下で、戦地に送る弾薬の製造・保管を行っていた。

 同園では以前、弾薬庫を見学するツアーを行っていたが、現在は庫内の老朽化に伴って見学はしていない。来園者からはこどもの国の歴史についての問い合わせもあったため、今回ガイドブックを制作した。

 ガイドブックはA4サイズで、表紙と背表紙を含めた8ページ。園内の弾薬庫跡のマップやその歴史などが子どもでも読めるように記載されている。価格は200円。

 同園の三ツ井洋平さんは「歴史あるこどもの国の過去を知ることができる一冊。セルフで回れるおすすめルートも紹介している。ガイドブック購入特典として限定公開の弾薬庫内部映像も付くので、ご興味を持っていただけたら」と話す。

 販売場所は正面入り口横の案内所。開園時間は9時30分~16時30分。入園料は大人=600円、小中学生=200円、幼児=100円。

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