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木造校舎残る山下地域交流センターでアートイベント

黒板アートの展示も。写真は制作風景

黒板アートの展示も。写真は制作風景

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 アートイベント「山下学舎(まなびや)文化祭2022夏」が8月16日、山下地域交流センター(横浜市緑区北八朔町)で始まる。

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 同施設はもともと、戦中期の1942(昭和17)年に「横浜市山下国民学校」として建てられた建物。その後「横浜市立山下小学校」となり、長く山下小学校の分校として使われてきたが、1986(昭和61)年にはその役目を終えた。使われていた木造校舎は現在も保存されており、交流センターとして利用されている。

 「アートによる緑区の魅力発信事業」の一環で開催する同イベント。木造校舎に残る黒板を使った黒板アートの展示や描き方のワークショップ、木製のおもちゃが集まる木育広場、木の端材や間伐材を使ったワークショップなどを行う。併せて、近隣小学校の児童らの作品展示、古い農機具の展示、地域食材のマルシェなども予定する。

 緑区区政推進課長の尾立裕紀さんは「新型コロナウイルス禍でのイベント開催だが、基本的な感染症対策を徹底するとともに、定期的な換気やアルコール消毒、会場の入場制限などを実施し、来場者に協力いただきながら安心して参加できるイベントにする。アート作品を通して緑区の魅力を感じてもらいたい」と話す。

 会期は8月21日まで。開催時間は各コンテンツによって異なる。

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