横浜の鉄道史などを紹介する特別展「みんなでつなげる鉄道150年-鉄道発祥の地よこはまと沿線の移り変わり-」が3月19日、横浜市歴史博物館(横浜市都筑区中川中央1)で始まった。
新橋と横浜を結ぶ鉄道が開通してから、今年で150年になることを記念して企画した同展示。横浜の鉄道史や鉄道会社10社のそれぞれの歴史などを9月25日までの期間、前期と後期(6月20日・21日に一部展示資料を入れ替え)で紹介する。
主な展示資料は、相模鉄道6000系模型や東京急行電鉄7000系(初代)模型をはじめJR貨物運転士の制服、SLプレート、大型トレーラーで搬出されるシーサイドライン1000型車両の写真など。同館所蔵物のほか、各鉄道会社や周辺資料館などから前期後期合わせて約180点の資料が集まった。
同館学芸員の小林光一郎さんは「各鉄道会社の担当者からは『ぜひこれを展示してほしい』『これは興味を持ってもらえるのでは』と多くの提案をいただき、各社の色と歴史がとても表現された資料が集まった。普段は公開されないものも多くあるので、楽しんでもらえると思う」と話す。
開館時間は9時~17時。観覧料は一般=1,200円、高校・大学生=1,000円、小中学生・横浜市内在住65歳以上=500円。