公教育とは異なった独自の教育プログラムを提供するオルタナティブスクール「もあなキッズアーススクール」(横浜市都筑区中川中央1)が4月、開校する。
運営は学童保育や小学生自然体験活動、認可保育園などの事業を展開してきた特定非営利活動法人もあなキッズ自然楽校。子どもの自主性を尊重し、自然との触れ合いからこれからの社会や地球を考えてもらう「持続可能な開発のための教育(ESD)」を長年続けてきた。
子どもや保護者からは「もっと深い学びができる場が欲しい」というニーズが多く、これまでの知見を生かして自然や他者の多様性を認め、子どもの自発的な学びを尊重する教育を提供するオルタナティブスクール開校を決めた。
対象年齢は7歳~9歳。「多角的な視点で物事を捉え、世界を見る力」「疑問に感じたことを探求する力」「物事の本質を見て、判断する力」を育もうと、体験学習を中心としたプログラムを用意する。
同法人の関山隆一代表は「大人が与える知識を子どもが習得するような場でも『やらされる』場でもなく、子どもが自分で考えて、『やりたい』ことをとことん突き詰められる場を提供したい」と話す。
4月・6月に入学説明会を予定する。