崎陽軒(横浜市西区)の「シウマイ」をテーマにしたコンセプトルーム「崎陽軒 駅弁ルーム/ひょうちゃんルーム」に泊まれる宿泊プランの提供が1月15日、ホテルアソシア新横浜(横浜市港北区新横浜2)で始まる。
JR新横浜駅に直結した同ホテルは東海・関西エリアから新幹線で訪れる宿泊客が多い。宿泊プランは、横浜土産として定番の駅弁「シウマイ弁当」を手掛ける崎陽軒とのコラボで、横浜滞在を楽しく特別なものにしてもらおうと企画した。
用意するのは「駅弁ルーム」と「ひょうちゃんルーム」の2部屋。「駅弁ルーム」には崎陽軒の歴代駅弁掛け紙デザインの紹介や「シウマイ弁当」のクッションなどをそろえ、レトロな雰囲気に仕上げた。「ひょうちゃんルーム」はシウマイのしょうゆ入れ「ひょうちゃん」のオリジナルグッズやパネル装飾で、愛らしいキャラクターの魅力を伝える。
併せて両部屋には、崎陽軒工場見学の展示以外では見ることができない全48種類の「ひょうちゃん」や、ひょうちゃんを描いた漫画家の横山隆一による「ひょうちゃん漫遊記」のパネルなどを展示。崎陽軒オリジナルのマグカップやタオルケットなども室内で利用できる。
崎陽軒の広報・マーケティング部の山本茜さんは「ホテルアソシアさまからの提案で今回の企画が始まった。当社としては崎陽軒や駅弁文化に興味を持ってもらうきっかけとなればと思う。このコンセプトルームが旅の目的の一つになり、横浜の観光促進に一役買えれば」と話す。
プランの販売は3月31日まで。宿泊費は2万6,000円~(2人利用時の1室料金)。宿泊者には特製シウマイ6個入り、ひょうちゃんマスコットホルダー、崎陽軒商品券(1,000円分)などの特典を進呈する。