![レシピを見ながら自宅でみそ作りができる](https://images.keizai.biz/kohoku_keizai/headline/1636932641_photo.jpg)
寒仕込みのみそを作るためのキットが12月8日、大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西)内「都筑民家園」で販売される。
江戸時代中期の古民家を移築復元した同園。横浜市民の文化交流の場として、季節ごとに伝承文化や年中行事にちなんだイベントを企画してきた。
みそ作りは昔から、発酵に時間をかけるためなどの理由から1月~2月に仕込むのが一般的で、これを「寒仕込み」という。同園では毎年、昔ながらのみそ作りの講座を定期的に開いてきた。
今年も講座を予定していたが、新型コロナウイルス感染予防のため中止。自宅でみそ作りができるキットの販売のみとなった。
キットの内容は塩が混ぜ込まれたこうじと大豆で、出来上がりが約4キロになる分量。価格は4,000円(レシピ付き)。
担当するおふくろの会の香取やす子代表は「昔ながらの道具を使って、手作業で杉板に載せて育てたこうじを用意した。大豆は北海道、米は長野県、塩は沖縄の天然塩と材料にはこだわっている。例年は作り方の実演を講座で伝えてきたが、今年はキット販売のみ。それでもレシピを見ながら簡単に作れると思うので挑戦してほしい」と話す。
提供は13時~15時。要予約(受け付けは11月30日まで)。