子どもが「海の豊かさ」を学びながらプログラミング体験できるイベント「プログラミングで海のSDGs!」が10月3日、ハウスクエア横浜(横浜市都筑区中川1)で開催される。
SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年の国連サミットで採択された国際目標。持続可能な世界を目指すために17の社会課題が設定され、課題14は「海の豊かさを守ろう」となっている。
同イベントはこの課題14をテーマに講演会とワークショップを開催する。主催するのは子ども向けに、社会課題解決のため、プログラミングなどICTを体験できる学びの場を提供する一般社団法人イエローピンプロジェクト。日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として同イベントを全国で開催してきた。
当日は、NPO法人海の森・山の森事務局の豊田直之理事長と神奈川工科大学応用化学科の高村岳樹教授(高ははしごだか)を招き、海洋プラスチックと海の未来についての講演会を開催。日本で年間約6万トンのプラスチックごみが海に流出していると言われる中、今後この汚染を減らすために何ができるかを考える(13時~14時。参加無料)。
あわせて、教育向けマイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」を使った2種類の海をテーマにしたプログラミングワークショップ(1回目=10時~12時、2回目=14時30分~16時30分、参加費1,000円)、子どもパソコンIchigoJamを使ったプログラミングワークショップ(1回目=10時~12時、2回目=14時30分~16時30分、参加費1,000円)を用意する。ワークショップは要予約。使用する「micro:bit(マイクロビット)」や「IchigoJam」は持ち帰り可能。