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子どもだけの街づくり「ミニミニミドリ」 緑区・山下地域交流センターで

実行委員の子どもたちが開催に向けて準備を進めている

実行委員の子どもたちが開催に向けて準備を進めている

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 子どもだけで理想の街を作るイベント「Mini Mini Midori(ミニミニミドリ)」が11月6日・7日、山下地域交流センター(横浜市緑区北八朔町)で開催される。

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 19歳以下の子どもたちが集まり、実際に2日間街を作るこのイベント。街の中には独自通貨が流通し、銀行や交番、役所、商店などを子どもたちだけで運営する。当日参加の子どもたちは、会場内の店などで働くことができ、もらった給料で買い物などを楽しむ。「大人口出し禁止」が原則で、会場内に許可無く大人が入ることはできない。

 子どもの街イベントは、ドイツのミュンヘンで行われている子どもの街「ミニ・ミュンヘン」を参考に、日本でも各都市で開催されてきた。子どもたちはアイデアを出し合いながら街を作り、就労や政治、まちづくりなど社会の仕組みを遊びながら学ぶ。

 緑区では2019(令和元)年に区制50周年記念事業として「ミニミニミドリ」を初開催。2日間で延べ600人の子どもたちが参加した。昨年は新型コロナウイルスの影響でイベントは中止となったが、2019年のイベントで実行委員を務めた子どもたちが、イベントのPR作品を制作して、YouTubeで公開した。

 今年は事前に募集した実行委員の子どもたちが準備を進めている。同区の区政推進課の井上史夏さんは「活動の制約がある中、オンラインを活用しながら、実行委員の子どもたちが街の仕組みや仕事を考えてきた。当日は放送局やお店などの仕事を体験し、稼いだお金で遊びや買い物を楽しむことができる。過去のイベントの様子は動画で配信しているので、ご覧いただけたら」と話す。

 開催時間は両日とも午前=9時~12時、午後=13時30分~16時30分(各回入れ替え制)。参加費は1回300円。参加申し込みは緑区のホームページから(9月24日まで)。

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