新横浜公園(横浜市港北区小机町)の新横浜町内会が数十種類の植物を育てる「バタフライガーデン」近くで現在、チョウトンボを見ることができる。
チョウトンボは前羽が細長く、後羽が幅広いトンボ科の昆虫。後羽がチョウの羽のように見え、ひらひらと飛ぶ様子からこの和名が付いた。
同公園は鶴見川に隣接しており、川岸に水草や葦(アシ)などが多く、数種類のトンボがそれらに産卵する。そのためチョウトンボのほか、ギンヤンマや赤トンボなども多く、トンボのホバリングや水を飲む様子も見ることができる。
「バタフライガーデン」は新横浜でミツバチを育てる「新横浜ハニーフィールドプロジェクト」の蜜源植物としても活用されており、ミツバチのほか、モンシロチョウ・アゲハチョウなどが蜜を取りにくる様子を見ることが可能。地域の環境にも配慮した植物が植えられているため、多くの昆虫を観察することができる。