子どもたちのものづくりを応援する工場廃材の配布イベント「こうじょうのキラキラ2021」が7月28日~30日、都筑区総合庁舎(横浜市都筑区茅ケ崎中央)1階区民ホールで行われた。
製造業事業所数が横浜市内上位の都筑区。2010(平成22)年から区では、中小製造業を支援する「メイドインつづき推進事業」を進めてきた。現在41社が参加している。
「メイドインつづき」ではこれまで、各社から出る廃材を使ったアート作品作りやものづくりのワークショップを各地で行ってきた。「こうじょうのキラキラ」は昨年夏に初開催したもので、コロナ禍の中でも子どもたちに自宅でものづくりを楽しんでほしいと企画。2回目の開催を迎えた今回も18社から集まった廃材を無料で配布し、期間中は延べ500人の親子連れでにぎわった。
同イベント企画メンバーでアバンテック(茅ケ崎中央)の蟹江千里さんは「お子さんだけでなく、たくさんの大人にも喜んでいただけた。このような取り組みが、地域にあるものづくり企業の魅力を知るきっかけとなればうれしい」と話す。