浴衣姿で来館すると入場が無料になるサービスが7月22日、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)で始まった。
「昭和33年の下町」を再現した館内に、全国のラーメン店(時期ごとに入れ替わる)が出店する同館。ラーメン店のほか、駄菓子店やスナックなどもあり、昭和の雰囲気を盛り上げる。
地下施設の同館は、4月に大型の吸排気システムを導入。約6分で館内すべての空気を入れ替え可能で、常に館内の空気を屋外と同レベルにする。スタッフのマスク着用や定期的な設備の清掃・消毒、入館時の検温、入場者数の制限などと合わせて感染症対策を徹底して営業している。
毎年夏に行われている恒例企画で、期間中は浴衣のほかに甚平や作務衣(さむえ)、着物での来館者にもサービスを適用。ラーメンを食べるときに邪魔にならないよう、浴衣の袖を留められる「ウッドピンチ」を進呈し、今年は同館の「6か月入場パス」も用意する。
営業戦略事業部の栗原幸司さんは「昨年に続き、今年もコロナ禍で迎える夏休み。浴衣を着て出かけられる場所として当館をご利用いただけたら。昭和レトロな空間に浴衣が映える」と話す。
営業時間は11時~20時。入場料は、大人=380円、小中学生・高校生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。「浴衣で入場無料」は8月31日まで。