県立四季の森公園内のヤマユリが今年も開花した。
JR中山駅近くにある同公園は、自然の丘陵と谷戸(小さな谷)など里山の風景を楽しむことができる県立の都市公園。約45ヘクタールの敷地内では、四季折々多くの花や生き物を観察できる。
ヤマユリはユリ科のなかでも最大級の大きさの花を咲かせる球根植物。日本固有種で欧米でも古くから人気があり、カサブランカの品種改良の原種にもなった。神奈川県の「県の花」としても知られる。
園内に自生したヤマユリは、毎年ハナショウブが終わってから咲き始める。今年は6月末に咲き始め、現在は大きな花を園内各所で見ることができる。