男子バスケBリーグの横浜ビー・コルセアーズは、今季で現役引退を表明していた竹田謙選手の同クラブゼネラルマネージャー就任を発表した。
5月25日に「竹田謙選手 現役引退とゼネラルマネージャー就任のお知らせ」として発表されたGM就任。Bリーグの「選手契約および登録に関する規定」により、竹田謙選手の「自由交渉選手リスト(引退)」入りが同日15時に公示され引退が決まった。併せて現在、代表取締役兼ゼネラルマネージャーを務める植田哲也氏が6月30日をもってゼネラルマネージャー職を退任し、代表取締役としての職務に専念する旨も発表された。これにより竹田謙選手の引退とGM就任への体勢が整った。
竹田謙選手は、5年間の横浜ビー・コルセアーズでの応援に感謝し「大きな責任を感じている。今までの5年間の思いを胸に、みなさまにたくさんの笑顔を届けられるように、そしてそのためにも選手・スタッフが笑顔でいられるように、私自身ができることを全力で行っていく」とコメントした。
神奈川県川崎市出身の竹田謙選手。國學院久我山高等学校から青山学院大学を経て、東京海上ビッグブルー(2001-02)、新潟アルビレックスBB(2002-05)、福岡レッドファルコンズ/松下電器パナソニックスーパーカンガルーズ(2005-06)、パナソニックスーパーカンガルーズ/パナソニックトライアンズ(2006-08)、リンク栃木ブレックス(2008-14)の各チームで活躍した。リンク栃木ブレックスの2009-10シーズンでは JBL(日本バスケットボールリーグ)での優勝に貢献した。
2014(平成26)年に現役引退し、リンク栃木ブレックス・アンバサダー兼アシスタントゼネラルマネージャー(2014-15)、デンソーアイリス・アシスタントコーチ(2015-16)などを体験した後、2016(平成28)年より横浜ビー・コルセアーズに選手として復活していた。今回で2度目の引退となる。