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横浜市の成人式、密避け2会場で分散開催 ライブ配信も

会場入り口では手荷物検査や手指の消毒も

会場入り口では手荷物検査や手指の消毒も

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 横浜市の「成人の日を祝うつどい」が1月11日、横浜アリーナ(横浜市港北区新横浜3)で行われた。

当日の横浜アリーナの様子

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 毎年市内の新成人十数人で組織する「成人の日」記念行事実行委員会らが主催する同イベント。全国でも最大規模となる横浜市の成人式は例年、市内の地区ごとの午前と午後の2回に分けて同会場で開催してきた。

 対象者は2000(平成12)年4月2日から2001(平成13)年4月1日までに生まれた横浜市内在住者3万6853人。昨年に比べ約500人減少した。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、横浜アリーナとパシフィコ横浜ノース(西区)の2会場に分けたほか、YouTubeチャンネルでのライブ配信も行われた。横浜アリーナに参加したのは、港北区・都筑区・青葉区・緑区・泉区・港南区・栄区・瀬谷区・鶴見区・戸塚区の新成人。

 当日は会場収容人数の50パーセント以内に収まるよう、地区ごとに4回の式典を実施。式典時間も前回の35分から15分に短縮して会場滞在時間を短くした。例年行われている入場時の手荷物検査に加えて、入場者の手指の消毒やサーモグラフィーによる体温計測、座席の間引きなど感染症対策を徹底して、いつも以上の厳戒態勢の式典となった。

 今年の式典のテーマは「開花」。コロナ禍の中、それぞれ困難な道を歩んでいる状況だからこそ、笑顔の花があふれる成人式にしたい、という思いが込められた。

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