季節ごとの動植物や昆虫を親子で観察する「四季折々のいきもの観察会」が7月25日、新横浜公園(横浜市港北区小机町)で始まる。
日産スタジアムのほか各種スポーツ施設を有し、市内最大規模の運動公園として知られる同公園。鶴見川の多目的遊水池としての機能がある園内には豊かな自然が広がり、多種多様な植物や生き物を観察することもできる。
観察会は市内在住の小学生の親子向けに、7月から11月まで全5回で開くイベント。第1回は7月25日で、「どきどき!わくわく!夏の夜の昆虫観察~昆虫トラップ&セミの羽化~」と題して、樹木に仕掛けたトラップに集まる昆虫やセミが幼虫から成虫になる様子を観察する。
以降は「顕微鏡でのぞいてみよう!水の中の小さな生きもの」(8月29日)、「今年は何種?秋の生きもの探し&みんなでひっぱれ!ヒシの収穫」(9月20日)、「花さく新横浜公園 花のお世話&ハーバリウムを作ろう!」(10月4日)、「冬鳥カモーン!水辺の野鳥観察&松ぼっくりツリー工作」(12月19日)を予定する。
同園の石崎佳子さんは「昨年はカブトムシやコクワガタを見つけることができた。今年はどんな昆虫が集まるのか楽しみにしてほしい。生き物と触れ合って、環境や生物多様性について考えていただけたら」と話す。
第1回の開催時間は17時30分~20時30分。参加無料。要予約(7月12日まで)。