北欧の民族楽器「ハーディングフェーレ」について学ぶ講座が9月21日、横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区あざみ野南1)で開講する。
さまざまな分野への学びの入り口として、2011年から「あざみ野カレッジ」を展開している同館。生涯学習講座事業で、毎回各分野のスペシャリストを講師に招き企画されてきた。
今回は「北欧ノルウェーの美しき民族楽器 ハーディングフェーレ - 唯一の日本人職人に聞くその魅力と調べ」と題して開講。ハーディングフェーレはノルウェー発祥の楽器で、バイオリンに形が似ているが仕組みや音色は異なる。真珠貝の象嵌細工など精緻な装飾も特徴で、工芸品として高い価値が認められている。
当日は唯一の日本人ハーディングフェーレ職人で、その普及を目指して横浜市内にハーディングフェーレの製作・修理を行う工房を構えているの原圭佑さんを講師に招く。ハーディングフェーレの歴史や楽器製作過程、現地での親しまれ方などを生の音色と共に紹介する。
講義時間は14時~16時。参加費は500円。要申し込み。