横浜・港北を中心にタクシー・ハイヤーサービスを展開している三和交通(横浜市港北区鳥山町)が6月11日、乗務社員が各スタイルで「おもてなし」をするサービス「忍者でタクシー」と「SP風TAXI」の提供を始めた。
これまで、心霊スポットを巡る「心霊タクシー」やタクシー流鏑馬(やぶさめ)、カメラバカドライバーと行くツアーなどユニークな企画を展開してきた同社。今年春に乗務社員が「黒子」に扮(ふん)しておもてなしする「黒子のタクシー」を開始したところ、海外メディアから多くの問い合わせがあったことから、今回サービスを拡充した。
「忍者でタクシー」「SP風TAXI」は、乗務社員がそれぞれ、忍者・SP風のスタイルでタクシー業務を遂行する。予約制で、料金は通常のタクシー利用料にあわせて指定料金1,000円がかかる(乗務社員はタクシーのプロで、本物の忍者やSPではない)。
一緒に記念撮影することが可能で、SP風では「セレブ」や「重要人物」気分を味わうことができる。
統括本部広報の眞壁広貴さんは「当社が展開している各種ツアーのオプションとしても楽しめるほか、もちろん通常時も利用いただくことができる。事前に予約が必要だが、撮影した写真はインスタ映え間違いなし」と話す。
稼働エリアは横浜、東京23区、多摩、埼玉の同社営業エリア。