県立四季の森公園（横浜市緑区寺山町）で現在、200頭近くのホタルを観察することができる。

　毎年この時期に園内で観察できるのはゲンジボタル。ホタルは成虫になると生殖活動のために発光し、幻想的な景色を見せてくれる。

　ホタルは生殖活動を行う1週間ほどの期間で寿命が尽きる。同園では「ホタルの発光はオスとメスの出会いのための手段。光でホタルたちをかき乱さないよう、懐中電灯やデジタルカメラのフラッシュ、スマートフォンの光は遠慮いただき、静かに鑑賞してほしい」と呼びかける。

　19日までの期間「ホタルの夕べ」と題して公園入口をちょうちんで照らすほか、同園駐車場を20時50分まで開放している。