国学院大学横浜たまプラーザキャンパス(横浜市青葉区新石川3)で10月25日、体験型ファミリーイベント「共育フェスティバル」が開催された。
主催する国学院大学人間開発学部は、教員を目指す生徒が多く在籍しており、学生の日頃の学業や活動の成果発表の場と教育実践の機会を創出する場として同イベントを毎年開催している。学生は「人に教える」という体験ができ、参加者は親子で遊びと学びを楽しめる。今年は約1500人が参加した。
今年のテーマは「共育-共に育ち・体温-共に感じ・笑顔-共に笑う」。参加する子どもたちと一緒に育ち、同じ空間・時間を感じあい、共に笑顔で楽しめるようにと企画委員会の学生らが話し合って決めた。
当日は、巨大迷路や巨大パズルなどの「わんぱくテーマパーク」、学生が絵本や紙芝居の読み聞かせをする「絵本の部屋」「葉脈のしおりを作ろう」「巨大シャボン玉に入ろう」「魔法の液体実験教室」、体脂肪や筋力も測れる「身体測定」など21の体験教室を開催。イベントに参加した親子からは「実験など自分主導でできるところがよかった」「しおり作りなどの工作が楽しかった」といった感想が聞かれた。
企画委員の学生は「運営の難しさを感じた。参加している方が皆楽しそうだったのでよかった」「予想以上に参加者が多く大変だったが、子どもたちと接するのが楽しかった」と話した。