慶応義塾大学日吉キャンパスの学生が中心になって作成した地域情報冊子「まちぶらin日吉」の配布が8月24日、日吉エリアの飲食店などで始まった。
「まちぶら」とは地域活性化を目的に地域のさまざまな情報を発信している学生団体「エリブラ」が発行する冊子。関東のさまざまな大学の学生が参加しており、これまでに横須賀や浅草など各地で冊子を発行してきた。
今回は慶応義塾大学日吉キャンパスの学生が東急東横線日吉駅周辺を取材。誌面では約15店の飲食店などを紹介し、合わせて地域や同大学日吉キャンパスの歴史、これからの日吉周辺のまちづくりを取材した記事も寄せている。
今回冊子の企画・制作に携わった同大学法学部3年の長嶋陽子さんは「学生のまちとしての日吉しか知らなかったが、取材を通して田園都市構想やスマートシティといった時代の最先端を走り続けてきた歴史、大人だからこそ楽しめる日吉の魅力を知ることができた。これまで知られていなかった日吉の魅力が、地域内外の方に伝わり、このまちのファンになっていただけたらうれしい」と話す。
冊子はA4フルカラー。掲載店舗約15店のほか、港北図書館などで配布。