「クマムシ」テーマにサイエンスカフェ-慶応日吉の自然科学研究教育センターで

クマムシ。提供:鈴木忠慶応義塾大学医学部准教授

クマムシ。提供:鈴木忠慶応義塾大学医学部准教授

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 慶応義塾大学日吉キャンパス(横浜市港北区日吉4、TEL 045-566-1111)来往舎1階シンポジウムスペースで7月12日、クマムシをテーマにした「サイエンス・カフェ」が開催される。

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 主催する同大学自然科学研究教育センターは、自然科学の研究のほか、教育の質の向上と促進を目的として2009年に設立された研究機関。一般市民が気軽に自然科学の面白さに触れて、科学者とコミュニケーションがとれる場として、年2回程度「サイエンス・カフェ」を開催してきた。昨年12月に行われたサイエンス・カフェでは約120人が参加したという。

 今回はコケなどに生息するクマムシがテーマ。同大学医学部生物学教室の鈴木忠准教授が講師を務める。クマムシは過酷な環境でも生き抜くことから「不死身の生物」とも言われている。当日は日吉周辺で採取したクマムシや海に生息しているクマムシなどを実際に顕微鏡で観察しながら、地球上のさまざまな環境に生息しているクマムシについて紹介する。

 同センター小林宏充所長は「自然科学の楽しさを共有することが、大事だと思っている。内容によっては対象年齢を絞った回もあるが、基本的に子どもたちにも楽しんでもらえるように企画している。今後も気軽にご参加いただき、科学者との語らいを楽しんでいただけたら」と話す。

 開催時間は15時~17時。参加無料。参加対象は子どもから大人まで。

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