東急東横線日吉駅近くの一軒家イベントスペース「Casaさかのうえ」(横浜市港北区日吉4)で現在、陶芸家・青木浩二さんの個展「大地からの贈り物でつくる手捻りの器たち」が開催されている。
青木さんは1969年東京都葛飾区生まれ。総合商社に5年間勤務した後、独学で陶芸を始め、現在は鎌倉市内の工房で陶芸教室を運営している。作品は、手びねりで作るゆるやかなフォルムと、複数のゆうやくの組み合わせによる独特の色使いが特徴。
個展では普段使いの器を中心に、小さな豆皿から30センチメートルほどの大皿まで、約200点を展示・販売。「Casaさかのうえ」のロゴをかたどった豆皿(7食)も特別に制作し限定販売する。価格は約1,000円~3万円。
同スペースの砂子優子オーナーは「2年前に青木さんの個展に初めて行った際、美しい展示方法のほか、作品から丁寧な仕事ぶりが垣間みれ、いつか展示していただきたいと思っていた。期間中、青木さんは毎日在廊予定なので、青木さんが器に込める思いや、器に関する質問など気軽にお話いただけたら」と話す。
開催時間は11時~17時(最終日は16時まで)。展示は3月16日まで。