中高生・大学生によるバンド・ダンスの祭典「つづきミュージックビート」が12月1日、都筑公会堂(横浜市都筑区茅ヶ崎中央)で行われ、バンド部門は高校生グループの「Laziness(レイジネス)」、ダンス部門は同じく高校生の「aglaia(アグライア)」が、それぞれグランプリを受賞した。
8組のバンド、10組のダンスユニットが出場した今年のイベント。2回目の出場の「レイジネス」は、タイトなリズムとアンサンブルの良さを審査員に評価され、ドラムを担当した加藤竜之信さんは合わせて個人賞も受賞した。「アグライア」は、ダンス技術に加えて観客を楽しませる構成力が評価され、来場者が選ぶオーディエンス賞も合わせて受賞した。
準グランプリには、バンド部門では、中学生2人を含む3人組のガールズポップ「cactus(キャクタス)」、ダンス部門では、中学生2人のユニット「BLAZE(ブレイズ)」が受賞。将来性が期待される出場者が多い大会となった。
「レイジネス」でボーカル・ギターを担当し、県立川和高等学校で軽音楽部の部長を務めている前田敦也さんは「僕たちは一度解散したあとに再結成したバンド。この大会で優勝することを目標として活動してきたので、グランプリをとれてうれしい。歌詞に書いたように、『僕らの歩んできた道は正しかったのかな』とも思う。今後は12月6日の横浜ベイジャングルでのライブに向けてがんばりたい」と喜びを表した。