大倉山記念館(横浜市港北区大倉山2、TEL 045-544-1881)で11月9日、慶応義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラによる「ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ室内楽コンサート」が開催される。
ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーにちなんで名づけられた同オーケストラは、1901(明治34)年に創立された日本最古のアマチュア学生音楽団体。現在は慶応義塾大学の公認サークルとして、同大学の学生を中心に約180人の団員が活動している。レベルの高い演奏で知られており、国内各地へ演奏旅行を行っているほか、今年度はヨーロッパ4都市を周遊しての海外演奏旅行を予定する。
今回は、同館ホールに合わせて企画された管楽器を中心にした室内楽の編成でコンサートを開催。曲目は、金管十重奏ヘーゼル作曲「もう3匹の猫」、木管五重奏ハイドン作曲「ディベルティメント」、金管五重奏「となりのトトロメドレー」など。同コンサートは、9月から横浜市内各所で開催されている音楽フェスティバル「横浜音祭り2013」の一環にもなっている。
同オーケストラ依頼演奏会マネジャーの菊池彩羅さんは「今回は管楽器を中心とした室内楽の編成なので、普段のフルオーケストラとはまたひと味違った音楽を楽しめると思う。年3回の定期演奏会のほか、一般企業、小中学校や医療機関などからの依頼による演奏会・音楽祭への出演も行っているので、今後も注目していただけたら」と話す。
開演は18時(開場17時30分)。当日券500円。