9月28日・29日に開催される高木学園女子高等学校(横浜市港北区菊名7)学園祭で、同校の生徒と森永乳業(東京都港区)が共同開発したアイス「チェリオ ときめきパンプキン」のサンプリングが行われる。
これまで民間企業の社員や大学の先生らを通常授業に招くほか、企業との商品開発などの取り組みを積極的に行ってきた同校。今回生徒らは、チョコレートバーアイス「チェリオ」を展開している森永乳業の新商品開発に挑戦した。
昨年、校内の普通科・商業科・情報科・家庭科の各学科から公募で選抜された20人の生徒は、新商品開発を行う「アイスクリームプロジェクト」に参加。約1年かけて、商品のコンセプトから商品設計、プロモーション企画まで、どのように新商品が作られるのかを学びながら、商品を作りあげた。
完成した商品は、かぼちゃをペーストしたアイスなどをパンプキンチョコとローストしたパンプキンシードでコーティングしたバーアイス。生徒たちはハロウィーンなどで「ワクワクときめく女の子の気持ち」を表現したという。
学園祭では両日とも限定250本を時間限定でサンプリングするほか、サンプリング時に寄付金を募り、東日本大震災の被災地へ寄付も行う。
家庭科2年の上杉莉乃さんは「私たち女子高生がハロウィーンパーティーにワクワクときめくこの時期。私にとって一番のときめきは、自分たちのアイデアから完成したアイスが全国で販売されること。この機会に、多くの人たちにこのアイスを食べていただき、私たち女子高生のときめきを感じてもらえたら」と話す。
開催時間は両日とも10時~15時。「チェリオ ときめきパンプキン」の一般販売は10月7日~12月上旬。価格は126円。