新横浜駅近くの奈良建設ビル(横浜市港北区新横浜1)1階で9月20日、室内菜園で作られた野菜の直売会「office de MARCHE(オフィスデマルシェ)」が開催される。
同ビル4階にある室内菜園「新横浜LED菜園」で栽培された野菜を定期的(年内は週1回)に販売する同企画。菜園で栽培された野菜を「新横浜ハイカラ野菜」と名付けてマルシェの形で販売する。9月12日の第1回直売会では、約70人が訪れたほか、開店前から並ぶ客もいたという。
約22坪の室内で、月にレタス1万5000株(畑約1000坪相当)を栽培する能力があるというLED植物栽培装置「5段式AGRI Oh!」12台が稼働している同菜園。葉野菜約10種類を栽培しているほか、栽培された野菜を横浜市内の飲食店に出荷してきた。運営は植物工場装置開発メーカーのキーストーンテクノロジー(横浜市中区)と植物工場装置の販売・施行を手掛けるアグリ王(新横浜1)。
当日はレタスやスイスチャードなどサラダ用ミックス野菜(298円)、バジルやミントなどのハーブ各種(198円)などをパッケージにして用意する。
アグリ王営業部の川須一生さんは「前回の開催では、予想以上に近隣の方がいらしたので驚いた。当菜園がずっと気になっていた、という方も多く、非常にうれしい。完全無農薬で、採れたての野菜を販売できるのがこのマルシェの大きな特徴なので、一度LED育ちの野菜の味をお試しいただけたら」と話す。
開催時間は8時30分~16時30分。次回の開催日はアグリ王(TEL 045-475-6013)まで。