都筑区のコミュニティースペース「みんなのキッチン」(横浜市都筑区茅ヶ崎中央、TEL 045-944-1714)で5月15日、「土産土法(どさんどほう)」を学ぶイベント「交流会『食の学び場』 発酵大豆てんぺを使った、みそまんじゅう店開業物語」が開催される。
地域の団体や企業と共に食をテーマにしたセミナーやイベントなどを開催している同施設。定期的にゲストを招き、食や食の仕事について学びや情報交換をするイベント「交流会『食の学び場』」を展開してきた。運営は同名のフリーペーパー「みんなのキッチン」。
今回は神奈川県綾瀬市にあるみそまんじゅう店「おやつ工房 麻の葉」がテーマ。2012年3月に開店した同店は、神奈川県の幻の大豆と呼ばれる「津久井在来大豆」のみそと大豆を発酵させた自然食品てんぺを使用したあんで作る「みそまんじゅう」を提供している。
もともとは子どもの病気をきっかけに体質改善のためのさまざまな健康法を学んできたという同店代表の石井麻里さん。当日は石井さんを講師に迎え、同店の「その土地でとれた旬の食べ物をその土地の調理法で食べる『土産土法』」という考え方やその考えにいたるまでのエピソードを紹介する。
みんなのキッチン代表の有澤つあ子さんは「別の地域から綾瀬に移り住み店を構えた石井さんの話から、土産土法はその土地の物を食べる、だけでなく人間にもなじむということだと実感した。今回はその辺の話を皆さんにぜひ聞いてほしい」と話す。
開催時間は10時30分~13時。参加費は1,500円(みそまんじゅうとランチ付き)。