満開の梅を楽しむ大倉山観梅会-例年よりも遅い開花

梅林の梅は満開まであと少し

梅林の梅は満開まであと少し

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 大倉山公園(横浜市港北区大倉山2)内の梅林で3月9日・10日、「大倉山観梅会」が開かれる。

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 同梅林は、1931(昭和6)年に東横線沿線開発に伴い、東京急行電鉄が乗客誘致のために公開したのが始まり。その後1987(昭和62)年に横浜市に買収された。現在は1万平方メートルの敷地内に、32種類約200本の梅が植えられている。花びらがとがっている剣弁と丸い丸弁が一本の木で咲く「書屋の蝶」や、一つの枝に淡い紅と白の花が咲き乱れる「思いのまま」、中国伝来の緑がかった花が咲く「緑萼梅(りょくがくばい)」など珍しい品種も楽しめる。

 昨年は約3万人が訪れた同イベント。今年は例年より開花が遅いことから、この時期の開催となった。当日は会場で三曲演奏や日本舞踊、野だてなどのイベントも開催されるほか、同梅林の梅を使った大倉山梅酒「梅の薫」(720ミリリットル、港北・神奈川区内特別価格1,100円)の販売もある。

 実行委員会の倉井一光さんは「今年は梅の見頃に開催できそう。野だてもあるのでゆっくりと梅を堪能してもらいたい」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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