新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)で1月11日に行われたギネス世界記録挑戦イベントで、「3分間に何食分の手延べ麺を作れるか?」のギネス認定記録が達成された。
挑戦したのは2012年中国料理世界大会金賞受賞シェフで栃木県調理師連合会理事副会長でもある黒田弘さん。黒田さんはこれまでに「世界一長い麺 一根麺(547.8メートル)」「1分間で麺を何本作れるか?龍須麺(16折、6万5536本)」「世界一細い麺(0.22ミリ)」のギネス認定記録を保持している。
今回はイギリス国営放送の番組企画で行われたもの。イベントは公開で行われ、ギネス公式認定員、来場客らが見守るなか、黒田さんは4冠目となる「3分間で何食分の手延べ麺を作れるか?」と「1分間で麺を何本作れるか?龍須麺」の自身の記録更新の2つに挑戦した。
「3分間で何食分の手延べ麺を作れるか?」では、3分間で12杯を作ったが、そのうち3杯は、ギネス公式認定員によるチェックで麺の太さなどが規定に外れていたため除外。しかし残りの9杯がそれまでのギネス認定記録8杯を抜いたため新記録達成となった。
黒田さんは新記録達成後「まずはほっとした。手延べ麺は2年ほど本格的に練習してきて12杯作ったがロスがでてしまった。やはり認定員のチェックは厳しいと感じた。オファーなどがあればまた挑戦したい」と話した。
「1分間で麺を何本作れるか?龍須麺」は自身の記録を更新することはできなかった。