中高大生のバンドとダンスの祭典「つづきミュージックビート」が11月18日、都筑公会堂(横浜市都筑区茅ヶ崎中央)で開催された。
中高生を対象に、2005年から始まったロックやポップスの音楽コンテスト「つづきミュージックバトル」が前身の同イベント。現在は大学生も参加するほか、「つづきミュージックビート」に名前を改め、ロックやポップスのバンド部門のほかにダンス部門も設けている。
8回目の開催となる今年は、過去最多のエントリーとなるバンド部門15チーム、ダンス部門11チームが参加。5人の審査員により、ダンス部門では「sP-lash(スプラッシュ)」、バンド部門では「ziplock(ジップロック)」がそれぞれグランプリに輝いた。
スプラッシュは、海賊の衣装をまとった11人がダイナミックなダンスを披露。当日骨折で参加できなかったメンバーのために気持ちを入れ、見事グランプリに輝いた。審査員からは技術面だけでなく観客を楽しませる要素を評価された。
川和高校の5人組ジップロックは息の合った演奏を披露。結成して1年半でのグランプリを獲得だった。ベースを担当するリーダーの堀多聞さんは「いつも演奏するロックとは違う曲調にチャレンジした。それが評価されてうれしい。今後もいろんな曲に取り組みたい。ライブハウスでの演奏企画やCD制作もやってみたい」と仲間と共に喜びを話した。