よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根町1175、TEL 045-959-1000)は7月28日から、夜の動物を見学できる特別イベント「ナイトズーラシア」を開催する。
普段見ることのない夜間の動物の生態を公開する同イベント。毎年夏の土曜日・日曜日を中心に開催しており、今年で12回目の開催を迎える。夜間に狩りをする習性のあるインドライオンやスマトラトラなど夜行性のネコ科動物は、動きが活発になり昼間とは違った姿を見ることができるという。
今年のテーマは「動物・地球・人に優しいズーラシア」。LEDライトを使ったイルミネーションや、ペットボトルで作ったランタンを使ってチンパンジーの森を探索するイベント、人力発電体験などの企画も用意する。また、8月12日・13日には同園のマスコットキャラクター「ズーラシアンブラス」による特別コンサートも予定する。
ナイトズーラシアプロジェクトリーダーの伊原茂男さんは「今年のテーマに沿って環境に配慮したイルミネーションや楽しいイベントのほか、動物の魅力を知り尽くした飼育担当者を園内に配置し、皆さんと交流できるようにする。動物と人、人と人とのつながりを大切にしたナイトズーラシアにしたいと考えている」と話す。
開催日は7月28日~8月26日までの土曜日・日曜日と8月13日の全11回。開催時間は昼間の開園に引き続き20時30分まで。入園料は、大人=600円、中人(高校生)=300円、小人(小・中学生)=200円。