よこはま動物園ズーラシア（横浜市旭区上白根町、TEL 045-959-1298）内ころこロッジで現在、インドゾウの描いた絵が展示されている。

　季節ごとに園内の動物をピックアップして、その魅力を伝える「イチオシアニマル」を展開している同園。現在の「イチオシアニマル」はインドゾウで、8月31日までインドゾウにちなんだワークショップや飼育員による解説などを行っている。

　現在展示している絵は、同園のインドゾウのチャメリー（雌、20歳）とシュリー（雌、17歳）がこれまでのトレーニングなどで描いた20点。飼育員との信頼関係作りなどを目的に描いたもので、飼育員の手の動きに合わせて描いた絵やインドゾウが好きに描いた絵などがある。

　同園飼育展示係の古田洋さんは「自由気ままに筆を使い、日ごとに絵がうまくなったチャメリー。慎重に筆を使いながらも、飼育係の励ましで大作を書きあげたシュリー。そんなゾウの気持ちを想像しながら楽しんでいただけたら」と話す。

　17日には飼育員がインドゾウの絵について解説を行う（13時～13時30分）。　開園時間は9時30分～16時30分。入園料は、大人＝600円、中人（高校生）＝300円、小人（小・中学生）＝200円。展示は30日まで。