ハウスクエア横浜(横浜市都筑区中川1)住まいの情報館1階エントランスホールで6月9日・10日、移動式メリーゴーラウンドの実物大模型が展示される。
現在イタリアで制作している実際に乗れるメリーゴーラウンドのプロトタイプとなる同模型。移動式メリーゴーラウンドの研究開発のほか、店舗などの美術制作、アートスクールなどを展開する「メリーゴーランド研究所」が制作した。
大きさは直径3.4メートル、高さ約3.5メートル、3頭の馬が回るもので、約200個の電飾が光る。模型のため当日乗ることはできないが、手で動かすことが可能。また同日、「メリーゴーランド研究所アートスクール」と題して、メリーゴーラウンドをモチーフにしたワークショップも予定する(参加費300円)。
同研究所のテラミチケンイチロウさんは「素材選びにも苦慮したが、最終的にエコデコという新しい天然素材を採用した。今後はレンタルやオーダーの受注など活動を広げていきたい」と制作を振り返る。
9月には完成したメリーゴーラウンドをイタリアから同館に移送し展示する予定。同館営業企画部の小林光子さんは「以前、パリの街で見た移動式メリーゴーラウンドをいつか当館で展示できたらと思っていた。今回は模型の展示だが、9月の本物の登場も楽しみにしてほしい」と話す。
開催時間は11時00分~16時。入場は無料。